名刺の活用法3

命令系統を推測するのに名刺を活用

企業の規模が大きくなると内部の上下関係が分かり難いときがあります。
そういった曖昧なことはビジネスにおいて、勿体無いことなので係長や課長、部長、役員など、その都度頂いた名刺をデスクに並べて、セクション別に命令系統を推測しましょう。
そうすることによって、自分が進めているビジネスを成立させるためにはどの系統を押すのが最も確実で効果的か除々に分かってくると思います。
その結果、仕事を進める上で効率的に行うことができるので、企業では仕事がシステム化されていること以外は意味がないのでそういった時間のロスをクリアすることができます。
それに実際の商談で推測を確認してみたり、相手の属しているセクションによってどの役員の系統なのかといった話題にすれば、相手の心を開くきっかけにも使う

ことができるのです。

 

名刺からどれだけの情報を得るか

名刺交換するときに最初に目がいくところは、職種によって違いますが、やはりセクション名になると思います。
セクション名は自分が直接ビジネスをする相手かどうかを見分ける情報を提供してくれます。
それに役職などの肩書きは決裁権の有無を判断するための情報になります。
日本の多くの企業は課長以上が決裁権を持っていることが多いので、名刺に課長の肩書きなどがある場合は商談にも力が入ります。
しかし、会社によって例外もあるので注意してください。
係長に権限委譲されている所もあれば、逆にワンマン企業などになると副社長や取締役クラスでもトップに決済を仰がないとダメというところもあるみたいです。
とりあえず、肩書きが示す情報を目安にするのが良いと思われます。

 

名刺を差し出す

相手の顔を見ながら、堂堂して力強く「○○の会社の山田です」と名乗ってお辞儀をしながら、すっと名刺を差し出します。
名刺を差し出すときは胸の上の位置ぐらいに差し出して腕はやや上にあげるようなイメージで行います。 名刺を胸の上の位置ぐらいにもってこないとお辞儀の時に名刺が胸の下に下がってしまい、それに良く手首を返して渡す人がいるのですが、マナー違反になるので注意して名刺交換を行ってください。

 

名刺を差し出すときの表情

目や口を中心に相手の顔全体を見るようにします。
目をじっと見たりすると相手も緊張するので鼻の頭やおでこなど見るのも良いでしょう。
相手が名刺を差し出す時にうつむいた状態で名刺をばかり見る人がたまにいるので、そういったことは絶対止めた方が良いです。
この時の表情は勿論笑顔で自然な笑顔を作るのがポイントで口を「いー」という発音と同じ動きを意識しながら笑顔を作ると良いと思われます。
それに引き攣った笑顔だとお互い変な空気になるので気をつけてください。
最初はうまくいかないと思いますが、自分の部屋などで練習していくと除々に慣れていくのでやってみると効果的です。

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最終更新日:2019/2/27